Cubase 12でのInstaComposerの設定方法

DAW/ツール

W.A.Productionというメーカーが作っているInstaComposerという自動作曲ツールがあります。
↓のような画面で「Go」を押す度に最大5トラックの自動作曲をしてくれる面白いツールなのですが、Cubase 12では初期状態では5トラックの音が全部まとまって出力されてしまいます。
少し調べたところ「インプットトランスフォーマー」を設定することで解決したので、自分用にメモしておきます。

まず、基本設定として使いたい楽器の「インプットのルーティング」を設定します。
インストゥルメントトラックを選択したときに表示される、左ペインのInspectorから「All MIDI Inputs」になっているところを「xx. InstaComposer – MIDI Out」を選びます。
そうすることで、5トラックまとめてですがMIDI情報がルーティングされるので、選択した楽器で音が鳴るようになります。

次に、1つのMIDIトラックのMIDI Outしか受け取らないように設定します。
最初に「インプットトランスフォーマー」が”なし”になっているので”トラック”に変更します。

もう一度「インプットトランスフォーマー」をクリックします。
そうすると、”パネルを開く”が有効になっているのでクリックします。
「トラックのインプットトランスフォーマー」の画面で一番上のモジュールだけチェックをして、[プリセット] – [ファクトリープリセット] – [Channel Filtering] – [Pass Channel 01 Only]を選びます。
これで設定は終わりです。
02, 03, 04, 05がそれぞれInstaComposerの2~5になっているので、それも別トラックに設定すれば、CubaseとInstaComporserのルーティング設定は完了です。

面白いツールではあるのですが、自分が振り回されている感じがして、曲につかったことがなかったりします。アイデア出しには使えそうな気がしているので、もう少し使うことに慣れていきたいと思います。

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